現在高血圧の方は約4300万人と推定されており、人口の3人に1人が高血圧と言われています。大概の方は高血圧の場合、降圧剤で血圧をコントロールしています。ではそもそもなぜ血圧は上がったり、下がったりするのでしょうか?
血圧は自律神経によってコントロールされており、運動したりすれば全身により多くの血をからだ中に送らなければならないため血圧を上げますし、寝ている時にはそれ程血液を必要としないため血圧を下げます。このように自律神経はからだの状況に応じて血圧を上げたり、下げたりしています。
しかし腎臓の状態が悪かったり、コリが強かったりすると高血圧となってしまいます。高血圧の90%本態性高血圧(原因不明の高血圧)はこれが原因と考えられ、実際これらが良くなると血圧は安定します。
血圧のトラブルもからだからのサインです。薬でコントロールするのではなく、本当の原因を突き止め対処しましょう。